労務管理の予防医学的な役割を担う「労務監査」について
2020年2月22日に開催された、福岡県社会保険労務士会自主研究部会の「研究報告会2020」に参加しました。
ある部会の報告の中で、労務監査の種類を分かりやすくまとめて頂き、自分自身、明確に整理し切れていなかったので、大変参考になりました。
①経営労務監査(会計監査と対になる存在)
・労務コンプライアンス監査
・人材ポートフォリオ監査
②社労士診断認証制度(経営労務診断※2020年4月施行)
③公契約における労働条件審査(指名願、経営審査)
④人事労務DD(デューデリジェンス)(M&A)
労務トラブルの発生や、労基署の調査をきっかけに、社労士が関与して相談対応や是正などを行う対症療法や治療ではなく、そうなる前に社労士による健康診断(労務監査)と早期治療など、予防医学的な労務管理を行うことが重要だと、以前から個人的には思っているので、②④を中心に、こうした方面に積極的に携わっていきたいと考えています。
特に②の「社労士診断認証制度」は、事業所様に手軽に受検していただくことができ、受検結果に応じて発行される認定マークを、名刺やホームページなどに掲載することで、取引先様や求人の応募者様に対してなど、労務管理のしっかりした事業所という、信頼性のアピールに繋げて頂くことができます。
本年4月の制度施行に向けて、現在準備を進めておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。
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