私が社労士に加えてRPA導入の伴走支援を行っている理由

 コロナ禍~ポストコロナに時勢が変わりつつある中、事業所様からだけではなく、社労士事務所からのRPAやテレワークの問い合わせが急増しました。
 打合せの際、決まって聞かれるのが、社労士なのになぜRPAやITを手がけているの?というもの。

 私はなぜ、RPA導入支援(特に社労士事務所に対して。)に熱心なのか。について、書いてみたいと思います。

労務関連の事務作業を取り巻く現状

 事業所様や社労士事務所へのHRテクノロジー普及。ハローワーク等の窓口が親切になってきた。などの理由により、手続き業務や給与計算業務等の事務作業の難易度が下がったため、社労士が専門性を発揮できる業務ではなくなりつつあります。

 とはいえ、PCやHRテクノロジー自体の操作主体は人間です。付加価値の少ない業務でも人を割り当てなければならず、量もこなさなければならないことから、慢性的に残業、休日出勤をしなければならない状況があります。

 結果、そうした業務の担当者は、理想と現実のギャップを感じたり、心身を消耗して去って行く人も少なくありません。

RPAとの出会い

 私自身、社労士業務に多く存在する単純繰り返し業務(給与計算、年更、算定はその最たるもの。)をお腹いっぱい経験してきましたが、成長を感じたり、モチベーションが上がる業務にはなり難く、さらに、ミスできないというストレスも大きいです。
 私自身が単に体調が悪いというレベルを超えて、身体を壊したこともありました。

 こうした業務をどうにか省力・効率化して改善できないかと常々考え、ツールの導入、Excelマクロ化、業務改善などに取り組んできたところに、RPAと出会いました。

「すごい!!!これだ!!!!」と感動しました。

 当時、福岡ではRPAの知見を得ることが難しかった中、RPAツールの開発元に近いところで、カスタマーサポートやシナリオ開発の濃厚な経験を、短期間で得ることができたのが、運がよかったと思っています。

私のRPAに対する想い

 社労士事務所自体の業務改善、付加価値業務創出を推進する力になりたい。付加価値の少ない業務、モチベーションの上がらない業務、ストレスの大きい業務からスタッフ様を解放して、ES(従業員満足)や従業員エンゲージメント向上を図る力になりたい。業界を好きになって欲しい。

 しかし、社労士業界にはICTに明るい人は多くなく、日常業務に手一杯で勉強する時間も割きづらい。するとITベンダーに頼らざるを得なくなりますが、そもそも社労士業務に対する理解が深いとは言えません。

「ならば業界や現場を知る自分がやろう!!!!!」

 今の時期は年更、算定で最繁忙期にあり、「社労士祭り」などとも言われます。今年の業務に適用するのは準備時間的に難しいですが、将来に向かって繁忙の山崩しをしませんか?

 具体的に何ができるの?どうやるの?といった、ちょっとした疑問からでも、何でもお気軽にお尋ねください。

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